対称座標法の概要及び解説記事一覧と、電験の過去問の出題例をまとめました。
対称座標法は、電験1種・電験2種で必要になってくる難易度の高い分野ですが、解説記事を順に読んでいけば、対称座標法は完全に理解できると思います。
資格試験対策にお役立てください。
対称座標法の概要
対称座標法は、三相交流回路の不平衡分を、零相、正相、逆相という対称分に分離する計算手法です。
理解すべき内容としては、
- 不平衡回路において対称座標法が必要となる理由
- 不平衡分を対称分に分解する時の複素ベクトル演算
- 短絡故障の計算
- 地絡故障の計算
- 断線故障の計算
です。
公開している記事の内容は、主に大学・大学院での電力系統の研究や、電験1種・電験2種の資格試験対策に役立ちます。
対称座標法に関する公開している解説記事
記事No. | タイトル | 分かること(記事の概要) |
1 | 対称座標法がなぜ必要なのか? | ・平衡回路と不平衡回路の違い ・不平衡分を対称分に変換する理由 |
2 | 対称座標法の変換公式と複素数ベクトル演算 | ・対称座標法の変換公式 ・対称分に変換するときの複素ベクトルの図的イメージ |
3 | 対称座標法による1線地絡電流の計算 | ・対称座標法を使った1線地絡電流の基本的な計算方法 |
4 | 対称座標法による2線地絡電流の計算 | ・対称座標法を使った1線地絡電流の基本的な計算方法 |
対称座標法に関する電験の過去問
対称座標法に関する電験の過去問のうち、代表的な出題例を挙げておきます。
種別 | タイトル | ポイント |
電験2種 二次 |
令和2年度 電力・管理 問3 | ・問題文で1線地絡条件が提示されている ・誘導に沿って小問を解けるか |
書籍版
対称座標法については、書籍版も販売しています。
研究開発や資格試験対策にお役立てください。
対称座標法の徹底理解
●紙の本:2,980円(税込)
電験1種・電験2種で出題される対称座標法の参考書。
短絡・地絡・断線に関する基本的な計算法を習得し、電験1種レベルの対称座標法の問題を確実に得点源にしたい方にお勧め。
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